<6月21日 オプシヌプリツアー裏方レポ>

 

 裏方ってこんなことやってます! 

 この日の私の行動は、まず、バスが到着する約20分前に二風谷に現地集合し、スタッフと今日の行動の確認をします。そして、関連する施設へお客様の人数と到着予定時間の連絡をします。

 そんなことをしている間に、バスが到着!降りてくるお客様を出迎え、お客様に博物館のチケットとパンフレットを渡します。ところが、配り終えて1枚余ってる?! 1名お客様がいない....。どうやらバスから降りてすぐチセの見学に行かれたようです。その後、博物館に無事全員のお客様がそろったところで、他のスタッフに後をまかせ、二風谷生活館での切り絵体験の準備へ向かう!机とイス等の会場設営、切り絵セットの準備、説明ボードの準備、お弁当の受け渡し場所の設置、記録台帳に記入し準備を終えたら、ハム工房シグへ車を走らせる!シグに来たお客様の試食準備で、ベーコンやハムを事前にホットプレートで焼いて待っているためです。

 シグにお客様が到着したら、レジの補助へまわる!保冷剤を準備し、購入された商品を袋詰めします。お客様が帰ったあと、試食コーナの片付けをして、後から切り絵体験会場の生活館へ向かう。時間をみて、BEEのお弁当とシカ汁を受け取りに行く。途中で自宅により、お弁当用の麦茶に氷を足す。戻って、お弁当に予め作っておいた品書きと箸をセットし、シカ汁に入れる青菜を御椀に入れて、麦茶のコップをコップ受けにセットして、ゴミ袋をセットして...なんてしている間に、食事時間に!うわぁ~準備する人手がもっとほしい~と思いながら、必死に配膳!(^^;

 配膳終了後、おかわりの人に対応。ひととおり終わったら、食事も終わり時間をもてあましているお客様がいらしたので、サプライズで急きょうちの子供たちにアイヌ語での歌を披露し、そのお手伝いで場をつなぐ~!皆さんが無事、生活館を出て、オプシヌプリにバスで向かった後は、会場とお弁当の片付け&荷物運び...。途中で手伝いに戻ってきたスタッフに後をまかせて、オプシヌプリに向かう。その後、イオルチセで行われるユカラと語りべのお手伝いと座る場所の誘導。足の悪いお客様にイスを用意したり、お茶出しをして。様子をみて、自宅に戻り子供たちの食事を終わらせたあと、またイオルチセへ。

ユカラ終了後は、すっかり夜空です。バスに誘導する途中、バスの中では言えないからと、お客様からお世話になったお礼を言われ、またいらしてくださいね~とそんなちょっとした会話がうれしかったり♪最後、お客様をお見送りして、事務所に戻り、ツアーで使った荷物やゴミ等を運び入れ、それから帰宅~。

そんな慌ただしい1日でも、無事ケガもなく、ツアーが終了するとほっとします(^ー^)

 

 今回の反省点としては、天気も良かったこともあり、外でお弁当を食べたいお客様がいらしたこと。確かにお客様からしましたら、切り絵をした同じ会場で食べるよりも、外で

きれいな景色を見ながら食べる方がいいかもしれません。企画の時に、チセの中での食事も考えましたが、今回は午後集合の夜までのツアー。チセの利用終了時間とあわずに断念。また、鹿汁のお椀での配布や麦茶もあるので、一人一人お盆がないと持ち歩くのは難しく今回はその旨、説明をして理解していただけました。

 

 お客様の要望にできるだけ答え、今後のツアーに活かしていけるようにしていきたいと思います。 

 今日来ていただいたお客様が、オプシヌプリの夕日を無事見ることが出来たことが、何よりも安堵&うれしいことでした!

 

<5月17日 義経神社と春の平取自然散策ツアー!裏レポ>

 

 ツアーを行う上で難しいことは、お客様の満足度だと思います。同じ自然散策の距離でも、もっと散策したかった方、足に負担がかかりこれ以上散策できない方、途中様子をみながら足に負担がかかって坂を上れない方を個別に車でバスまでお送りしたりの配慮もしましたが、なかなか全員が満足するツアー企画は難しいなぁ...と常々思います。

 

 今回、ふれあいセンターのお手洗い休憩のあと、ウエストポーチをなくされたことに気がついたお客様がいて、急きょふれあいセンターに戻り、落し物探しをすることに~。

ところが?!いくら探してもない。ふれあいセンターの方に事情を話し、万一お届けがあったら連絡をもらうことにしました。

  平取町でのツアーを終えて、札幌に到着してから、連絡が?!

 朝の集合場所の札幌バスターミナルのイスに落し物として見つかったとのことでした!あぁ~本当に...よかった~!!!

 貴重品が全部入っていると聞いていただけに、本当にみつかってよかったと安堵しました。ツアー中には、何が起こるかわからないものですね。

 

 ツアーには、様々な方が集まります。体の一部分に不自由をかかえている方、持病をかかえている方、小さなお子様連れのお客様、単独行動をしたいお客様、落し物、その都度臨機応変な対応や判断が求められます。

その中で何よりも一番の大前提は、ケガもなく無事にツアーを終えることだと思います。

 

 平取町に魅力を感じて、また訪れてみたい。と思ってくれる方が一人でも増えるようにこれからも、日々精進!頑張っていきたいと思います。

<5月10日土 キナカラ(山菜採り)ツアー!裏レポ>


 キナカラ山菜採りツアーは、町民と合同で実施する企画です。となると、今までノーザンクロスとシィービーツアーズと関係施設のみの調整で良かったのが、町との調整も必要となります。

 今回、参加者の名簿、グループ分け、ツアー客と町民との区別の目印、ツアー客がはぐれないように監視する人等の調整が必要でした。

また、ツアーの申込締切日を町の募集締切日と合わせたり、料理の材料の前準備の関係で早めの人数報告が必要でした。

 また、山菜採りの実施場所が去年と同じと聞いたり、異なるときいたり、どちらが本当かわからなかったりという混乱があったり...。

大型バスの通り道や駐車場所の確認も、事前にはっきりわからず、当日バスの駐車場所やルートのミーティングすることになったりといろいろ段取りで戸惑うことがありました。

 

・・・失敗は、今後の改善のためにある!ということで、今後のための反省点

・山菜採りの場所の明確化(毎年場所が変わる予定)

・山菜採りの場所に行くためのルートと大型バスの駐車場所の事前確定。当日までに各バスの運転手への連絡が必要(町バス、ツアーバス両方とも)

・当日しおりとの行程が変わったため、集合時間を勘違いしたお客様が1名集合時間を過ぎても集まらず、探すことになった。⇒集合時間の連絡は一度だけではなく、最後にもツアースタッフが、声掛けを行うようにする。

・グループごとの行動としたが、結局最後にはグループごとに行動せずに、バラバラになり、グループ内の人がきちんと戻ったのかどうかの確認がなされていなかった。

⇒ツアー客に関しては、町の指導者まかせではなく、ツアースタッフが人数把握する必要がある。

・町の担当者とツアー行程の打合せをし、当日の時間もツアー行程に沿った形で調整する必要がある。

・ダム横の駐車場は日曜日はカギがかかっていて、使えなかった。また、下る階段が急なので、結局その駐車場は使わないという選択となった。事前に、ダム管理者との打合せも必要だった。(今回すべて町まかせにしていた)

 

など、思いつくものをあげてみました!

 

<良かった点>

 山菜をお昼に美味しく食べることができたのは、前々から準備して下ごしらえしていただいたおかげです。かなり多くの山菜を事前に収穫して、下処理をするのはとても大変な作業だったはずです。また、山菜採りの場所も、毎年変えて自然の恵みが減ることのないように、考慮したりと....。このような企画を実施できたのも数多くの方の陰ながらの努力があったからだと思います。

これからも、町も、町民も一緒に協力して、びらとり町に多くの方が足を運んでくれる企画を考えていければいいと思います。